テクニカルイラストのイラストサンプルとして「電子基板」を制作しました。
基板には回路がプリントされており、その回路上には大小さまざまなパーツが取り付けられており、とても複雑な部品の集合体となっています。
イラスト制作時に気をつけたいことは、基板の線を全て描いてしまうと、縮小した時には黒潰れしてしまう絵になってしまいますし、かといって線を減らしすぎてもスカスカで見応えのない絵になってしまうことです。
「基板らしさ（雰囲気）が分かればいいので、線を少なく描いていいです。」という場合を除けば、ある程度の描き込みが必要になってきます。
今回のサンプルでは部品をなるべく忠実に配置し、プリント部分は省略しつつなるべく細部まで表現しています。
白黒の線画イラストとして仕上げたものが上段のものになります。
そして下段では色を入れて表現してみました。
少し色を入れるだけでも随分見やすい雰囲気になります。Web掲載用の資料やカラー印刷が可能な場合はこのように着色するのも良いかと思います。
上図では集積回路を浮かせて、取り付け位置を示してみました。
また、コネクタも取り付けが分かるように矢印を入れて表現してあります。
このような表現をすることが可能です。
もしお手伝いできそうなお仕事がありましたら、お声がけくださいませ。
2023.01.14
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