ローテーブルをDIYして製作工程を図にしてみました

コロナ禍が収まる気配の無いまま、2020年も半分が終わり後半戦に入っています。
皆様、健康に過ごされておられますでしょうか?
長梅雨で湿度も高く体調を崩されているというお話も耳にしますので、十分にお気をつけくださいませ。

さて、先の緊急事態宣言の最中では家にいてもやることが無いからとホームセンターにお客さんが押し寄せて大変賑わっていたという話もまだ新しいですよね。
DIYを楽しんでいたという方も多かったのではないでしょうか?

時期は違いますが、私も少し前にDIYを楽しんでいました。
あまり凝った難しいものは作れないのですが、なるべく手間のかからないシンプルなものを作ろうと思い立ち、製作に踏み切りました。作ったものは「ローテーブル」です。
自室で使っているテーブルが大きく感じられたので、小ぶりなものが1つ欲しいなと思ったのがきっかけです。

まずは出来上がったものがこちらになります。

天板のサイズは600mm×400mmで、それに沿う形で土台を作りました。
床面からの高さは300mm+天板の厚みです。実はこの天板、これまで別用途で使っていたものを流用していますので、すでに汚れていたり傷があったりと味が出ています。
(味になっているかどうかは個人の判断によりますが。)
ですので、今回購入した材料は土台に使用した分だけでした。

製作工程をテクニカルイラスト風に仕立ててまとめましたのでご覧いただければ幸いです。
テクニカルイラストの制作依頼や、簡易デザインのご依頼の際のご参考にどうぞ。

用意するものはこれらになります。

木材はホームセンターでカットして頂きました。
その方が切り口が綺麗で、作業としても時短が可能です。

まずは天板を乗せるための木枠から作っていきます。

木枠の短辺材と長辺材を図のように組み釘を打ち付けて固定します。

接合部には木工用ボンドを塗布し、組み合わせます。
その時、木材がズレてしまわないように養生テープで仮固定させておくと作業しやすいです。
もちろん釘を打つ場所にテープがかからないようにします。
(コーナーを固定するための工具も販売されているので持っていると便利です。)

作った木枠に脚を取り付けます。
この作業が少しだけコツが必要です。

外から中に向かって釘を打って脚を固定させるのですが、内側に支えがないため治具無しだと脚に釘が通りません。

図のように脚と脚の間に治具を挟んで脚がズレないように養生テープで固定しておいてから釘を打ち付けてください。
釘を打つ前に脚と木枠の接合部には木工用ボンドを塗布しておいてください。

組み上がった土台をサンドペーパーで磨きます。

仕上げの工程です。

サンドペーパーで磨いた方がより木肌の手触りが滑らかになりますので、ささくれている箇所や荒い箇所などを取り除いてあげて、自分の思う「綺麗さ」になるように磨きます。

最後に天板を乗せて完成です。

天板は乗せるだけで、土台とは接着しません。
その方が天板を乗せ換えて楽しんだりでき自由度が上がるからです。

土台上の4隅に滑り止めシートを挟んであげると天板のズレ防止となりますので、使い勝手が向上します。

以上が今回製作したローテーブルの製作工程になります。
fもしよろしければ作って遊んでみてください。

また、このような説明図の製作も可能ですのでもし商品の説明書が必要でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

2020.07.25

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