今回のテクニカルイラストの制作事例は「ハーネス取り付け」に関するものです。
ワイヤーハーネス（電線）は工業製品を扱う上では必ずと言っていいほど使われています。
身近なところではさまざまな家電製品の中に組み込まれていますし、電源ケーブルとして機械から出ていたりもします。
大きな物では工場の工作機械など、見渡せばあらゆるところにワイヤーハーネスがあります。
そんな私たちの身近に存在しているワイヤーハーネスですが、つなぎ方を間違えると機械が動きませんし、一歩間違えると機械を壊しかねません。
接続に関しては十分な注意が必要になってきます。
そこで、解説書や組立図には間違いのないように写真やイラストなどで接続方法や接続位置を表しておくことが大切です。
上のイラストはコネクタを太線で強調して、接続ポイントとなる矢印にも太線と塗りで強調を入れてあるパターンです。
背景の線画は細線と中線で強弱を入れてありますが、細線だけの表現にして強調線をより目立たせる方法を取ることもあります。
こちらのイラストは接続ポイントを強調線と塗りで表現したものになっています。
こうすることで「注目して欲しい場所」がよくわかり伝わるイラストになります。
2024.05.14
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