数学セミナー誌の「特集コーナー用扉絵イラスト」を2025年度担当させていただきました

株式会社 日本評論社様より出版されております「数学セミナー」誌におきまして、2025年4月号~2026年3月号の特集記事コーナーの扉絵イラストを担当させて頂きました。

3年間に渡り担当させて頂きました扉絵イラストも今年が最終年となります。
せっかくなので年間を通して1つのテーマに沿ってイラストを制作したほうが一貫した楽しさが生まれるのではないかと考え、その方向で制作させて頂きました。
一年の終盤になってくる頃には何をテーマにして描いているかが分かるようになっており、過去イラストを見返して繋がりを楽しめるものにしてみました。

各号で描かせて頂いた扉絵イラストを以下にご紹介させていただきたいと思います。
(表紙のデザインは別の方がご担当されてみえます)

数学セミナー 2025年4月号

2025年4月号の特集記事のテーマは「数学を生み出す・数学で生み出す」というものです。
対談やエピソードが掲載されていてテーマに沿った経験談や体験談、考え方、問題などが楽しめる記事となっています。
私は折り紙のお話やCGのお話、錯視アートのお話を特に楽しく拝読させて頂きました。
新連載もたくさん始まって新年度らしい1冊となっています。

特集記事の扉絵イラストは「筒を製作している場面」をテーマに描いています。
プレス加工したり溶接したりと、この段階ではまだ何の筒なのかは分かりませんが、後々分かることになります。

2025.03.20

数学セミナー 2025年5月号

2025年5月号の特集記事のテーマは「大学数学オリエンテーション」というものです。
新しく大学に入学された方に向けて、「どのような心持ちで、どのようなことに気をつけながら数学を学んで行けばよいのか」ということを伝えてくださっています。
私個人としましては「記号・表記法・言葉遣いからの大学数学入門」を興味深く拝読させて頂きました。

特集記事の扉絵イラストは「翼を組み立てている場面」をテーマに描いています。
翼の骨にドリルで穴を開けて軽量化する加工したり、骨を翼に取り付けたりなどをイメージしています。

2025.04.19

数学セミナー 2025年6月号

2025年6月号の特集記事のテーマは「変数の多い微積分」というものです。
高校数学では変数が1つだけだったものが、その先の2つ、2つ以上の変数を持つ場合の微積分をどうしていくかということに触れています。
式や図を用いながらとても詳しく解説されていますので、より深く微積分の世界へ踏み込みたい方に特におすすめです。

特集記事の扉絵イラストは「パラシュートを収納する部分の機構」をテーマに描いています。
本体内部にパラシュート一式を入れ込み、本体先端に蓋の開閉部分を取り付けるというようなイメージになっています。
この本体部分の円錐形のパーツで年間を通して何を描こうとしているのか気付かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

2025.05.21

数学セミナー 2025年7月号

2025年7月号の特集記事のテーマは「遊びの中にも数学」というものです。
身近にある遊びの中において、数学の考え方がどのようなつながりを持っているのか(潜んでいるのか)を知ることができます。
ただ遊んでいるだけの遊びから数学の視点を持った遊びに変わることで、深い楽しみ方ができそうですね。

特集記事の扉絵イラストは「コクピット」をテーマに描いています。
計器やボタンが並んだ操作パネルがあり、そのパネルも基盤や配線が綺麗に詰められているボックスに取り付く様子です。

私事ですが、子供の頃に段ボールやお菓子の箱を使って操作パネルもどきを作って遊んでいたことがあったなと、思い出して懐かしんでいました。

2025.06.20

数学セミナー 2025年8月号

2025年8月号の特集記事のテーマは「分野別・肝心カナメの10の概念」というものです。
数学の分野ごとに「これは知っておいたほうがいいよ」という考え方・捉え方が紹介されています。
数学だけに限られた話ではありませんが、ものごとの「土台」となる基本的な部分を知っておくことで「この考え方があったから、こういう話に発展したんだ!」となることは仕事上でもよくあります。
今この分野に興味を持っている方や今後進んでみたいと思っている方にとってきっと礎になる内容だと思います。

特集記事の扉絵イラストは「基盤や基盤に取り付くコネクタ」をテーマに描いています。
前号のコクピットで取り付けていた操作パネル。その操作パネルが取り付く箱の中には色々な基盤や部品が所狭しと組み付けられています。
その一部分をピックアップしたようなイメージで今回の号ではイラストを描かせていただきました。
細かな表現もしておりますので、見て楽しんで頂けますと嬉しいです。

2025.07.20

数学セミナー 2025年9月号

2025年9月号の特集記事のテーマは「そんなことやっていいの?大胆すぎる数学の発送」というものです。
「一見違う考え方や方法かと思っていたことが、実は正しい答えにつながるものだった」のようなことを発見すると驚きや感動、そして喜びがあるものです。
それは数学も同じようで、見方や発想を変えることで「こんな方法もあるんだ!」という面白さがあるようです。
今号では気付きや感動に出会えるような事例が掲載されていますので、ぜひお楽しみください。

特集記事の扉絵イラストは「格納庫」をテーマに描いています。
周囲のパネルがパージされると回転台やコンベアがそこにあることが伺えます。
固定ネットや操作パネルも存在していて、何らかのマシンがコンベア上に配置され運搬されることがわかります。

2025.08.17

数学セミナー 2025年10月号

2025年10月号の特集記事のテーマは「これが私の「推し不等式」」というものです。
総勢11名の方が「この不等式が私の推し!」と熱く語ってくださっています。
中には「ブログに掲載した予想をその読者の方が証明してくださった」というような経験談もあり、繋がりを感じられる瞬間に深い感銘を受けました。

特集記事の扉絵イラストは「探査機」をテーマに描いています。
前号で格納庫をイメージしたイラストを描きましたが、今回の探査機はそこに搭載されるイメージです。
当初、4枚のパネルはドローンにしていましたが、活動場所を踏まえるとソーラーパネルの方が相応しいと考えこちらを採用しました。

2025.09.18

数学セミナー 2025年11月号

2025年11月号の特集記事のテーマは「圏論の質問箱」というものです。
私は数学に造詣が浅いのでそもそも圏論という言葉自体を初めて聞いたのですが、「圏論とはなにか」というお話から始まり質問箱と題されている通り、数多くの質問に対しての回答が掲載されています。圏論に対して学びを深めたい方にとって、とても有用な内容なのではないでしょうか?

特集記事の扉絵イラストは「エネルギー生成装置」をテーマに描いています。
色々な薬剤や液体を混ぜたり分解させたりしながらエネルギーを生成し、タンク(ボックス)に充填させるものになっています。
タンクやパイプなどがあちこにち繋がっている(密集している)イラストになっています。

2025.10.20

数学セミナー 2025年12月号

2025年12月号の特集記事のテーマは「問題を解く愉悦」というものです。
持てる知識を動員して様々な式を使ったり、組み立てたり、考えたり。
まるでパズルゲームをしているかのように問題に向き合い、楽しく解いていくことが伝わってくる記事となっています。

特集記事の扉絵イラストは「ロケットエンジン」をテーマに描いています。
タンクや配管、中心となる部品やノズルスカートなどを組み付けてロケットエンジンとなるような様を表しているイラストです。
もちろん架空のものですので現実のロケットエンジンとは違いますが、「らしさ」を楽しんで頂けますと幸いです。

2025.11.16

数学セミナー 2026年1月号

2026年1月号の特集記事のテーマは「因果を考える」というものです。
あるものと、あるものの関係性を考えた時に因果という言葉がよく使われます。
「なぜそうなったのか」「もしかしてこれとこれが繋がりがあるのでは?」「こういう理由があったから結果としてこうなったのでは?」と考え始めると楽しさを覚えますよね。
今号では数学を交えながら因果についてのお話が掲載されています。

特集記事の扉絵イラストは「構成図」をテーマに描いています。
4月から12月まで9号に渡って描いてきたイラストが何だったのか、ここにきて全体が見渡せる感じになりました。
お気づきの方もいらっしゃったかと思いますが、そうです、ロケットを描いていました。
今回のイラストには「2504」のように数字を振っていて、「2025年の4月号がそこに該当していますよ」というように判断できるようになっています。

ぜひ、これまでの号を見返して楽しんで頂けたらなと思います。

2025.12.19

数学セミナー 2026年2月号

2026年2月号の特集記事のテーマは「タイリングを突き詰める 」というものです。
連鎖的に模様が連なっていくのはデザインとして美しいですし、見ていても飽きないですよね。
実は日常のあらゆるところに使われていて知らず知らずのうちに目にしているものです。
今号ではタイリングの楽しさや綺麗さを数学を交えながら知ることができます。
図もたくさん出てきますので、もちろん見て楽しむことができますよ!

特集記事の扉絵イラストは「カウントダウン」をテーマに描いています。
前号では全体像がロケットであることが明確化し、構成図で各パーツのつながりを表現していました。そしてそれが組み立てられたということは、いよいよ打ち上げです。
カウントダウン、そして打ち上げへ!

2026.01.18

数学セミナー 2026年3月号

2026年3月号の特集記事のテーマは「医療に生きる数理の威力」というものです。
数多くの産業に「数学」は密接に関わっていますが、医療分野においてももちろん大きく関わりがあります。
今回の特集記事も読み物として面白く、なるほどなと思わせてくれます。
私は特に「因果推論と医療」を興味深く拝読させて頂きました。

特集記事の扉絵イラストは「ロケット打ち上げ」をテーマに描いています。
3年間特集記事の扉絵イラストを担当させていただきましたが、今回で最終回です。
この1年で最後だとお話しをいただいた時に、最後に相応しく「ロケットを打ち上げたい」というイメージが浮かびました。

そうしたらそこに向かって各号、ロケットに関わってくるようなイラストを描いていこう!ということで進めてきました。
無事に打ち上げまで到達することができて良かったです。

扉絵イラスト作成という貴重な経験をさせていただきましてありがとうございました。
また、本誌内の図の作成は引き続きご依頼いただけるとのお話しでとても感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。

2026.02.17


年間を通して「ロケット」をテーマに扉絵を作成してまいりましたが楽しんで頂けましたでしょうか?
また、記事中の図版イラスト継続的にご依頼いただき、携わらせていただくことができました。
ありがとうございました。

各号の特集記事や各種コラムの内容も作り込まれたものになっておりますので、ご興味のあるかたはぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか?

日本評論社様ホームページ:https://www.nippyo.co.jp/
(ご購入は上記ホームページ他、各書店、ネット通販などからどうぞ)

2025.04〜2026.03

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