株式会社 日本評論社様より出版されております「数学セミナー」誌におきまして、2024年4月号~12月号の特集記事コーナーの扉絵イラストを担当させて頂きました。
特集記事の内容に沿ったイメージで架空の物体のテクニカルイラストを制作させて頂きました。
各号で描かせて頂いた扉絵イラストを以下にご紹介させていただきたいと思います。
(表紙の「テンセグリティ」の技法で創作されたデザインは別の方がご担当されてみえます)
数学セミナー 2024年4月号
2024年4月号の特集記事のテーマは「数学とのつきあい方2024」というものです。
いろいろな角度、方面からのインタビュー記事が掲載されています。
それにちなんでイラストも各方向から「取っ手やノブ」を付けることで「いろいろな角度から手を取れる=付き合う」というイメージになっています。
年度始まりということで、表紙のデザインも一新され興味が惹かれるものになっています。
新連載のコーナーも多く掲載されておりとても読み応えのある内容で、”とりかかり”としてとても手に取りやすい1冊です。
2024.03.20
数学セミナー 2024年5月号
2024年5月号の特集記事のテーマは「あの頃に出会った本・出合いたかった本」というものです。
1つ1つのエピソードに、出会った本との思い出や経験が詰まっていて楽しく読むことができます。
イラストも「本との出会い」ということで本棚から本を出し入れしたり開いたりする動作や、本が新しい世界に連れて行ってくれる、新しい扉を開いてくれるというイメージを伝えるためにファンタジー要素のある雰囲気にしています。
他にも「数学を伝える」というコーナーでは「笑わない数学」というNHKの番組の制作の裏話も掲載されていて、こちらも楽しく読むことができます。
2024.04.21
数学セミナー 2024年6月号
2024年6月号の特集記事のテーマは「微分,ここが山場」というものです。
大学初年で学ぶ数学のうちの微分に焦点を絞り特集が組まれています。
数式を交えながら深い解説をされています。
イラストのテーマとしましても「微分解析機」というものをモチーフにしてイメージとして伝わるようなものとなるように仕上げさせて頂きました。
2024.05.18
数学セミナー 2024年7月号
2024年7月号の特集記事のテーマは「線形代数,ここが山場」というものです。
大学数学の入り口のひとつである線形代数をテーマにして、難関となるポイントを数式を交えながら行列やベクトル空間についてなど、丁寧に解説されています。
イラストのテーマとしましてはロボットアームの動きの機構に線形代数が関係あるとのことから「産業用ロボットアーム」をモチーフにして描かせて頂きました。
ロボットアームの部品がバラバラになった状態から組み合わさっていくのがイメージできると楽しいかなと思います。
2024.06.22
数学セミナー 2024年8月号
2024年8月号の特集記事のテーマは「生成AIとこれからの数学」というものです。
昨今AI技術が進歩しあらゆる分野で非常に身近になってきています。
では数学の分野では生成AIはどう影響してきているのか、どういう利用の可能性があるのか、などをテーマに対談形式でのお話やコラムが掲載されていいます。
イラストのテーマとしましても「人工知能」や「生成」といったイメージが伝わりやすいように機械で指示を出すと頭脳を介してモニタに出力するという一連の流れを表したものになっています。
2024.07.19
数学セミナー 2024年9月号
2024年9月号の特集記事のテーマは「あなたの知らない初等幾何」というものです。
基本図形の三角形や円というものに対してさらに踏み込んだ内容で図形の面白さを紹介されています。
イラストのテーマとしましては3Dプリンタで正12面体をプリントで成形していっている様子を表したものになっています。
2024.08.17
数学セミナー 2024年10月号
2024年10月号の特集記事のテーマは「大学数学に活きる中高数学の発想」というものです。
中学や高校で習う数学の知識が大学での数学につながっていくといういくつかの例が取り上げられています。
イラストのテーマとしましては簡易的な望遠鏡のパーツ構成図になっています。
2024.09.17
数学セミナー 2024年11月号
2024年11月号の特集記事のテーマは「測度論・ルベーグ積分の質問箱」というものです。
質問箱ということで、さまざまな疑問に対して深い回答が掲載されています。
イラストのテーマとしましては「山の立体的な形状をいくつかの層で切り分けて計測しているようなところ」をイメージした機械のイラストとなっています。
2024.10.20
数学セミナー 2024年12月号
2024年12月号の特集記事のテーマは「私の出会った数学者」というものです。
各先生方がどのような方(先生)と出会いどのような経験や体験をされたのかというエピソードが楽しく書かれています。先生が先生でなかった頃(若い頃)のお話に触れることができますのでとても親しみが感じられます。
イラストのテーマとしましては「ボールが転がっていくうちに装置に影響を与えていく」というようなものです。途中で新しいボールと出会い、そのボールもまた影響を受け転がっていくというようなイメージとなっています。
2024.11.18
ご興味のあるかたはぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか?
日本評論社様ホームページ:https://www.nippyo.co.jp/
(ご購入は上記ホームページ他、各書店、ネット通販などからどうぞ)
2024.04〜
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